シフト・アシスト研究所3つのキーワード [3つのキーワード]
企業理念とは
「企業理念が大切である」という言葉は最近よく耳にします。しかし、そもそも企業理念とは何でしょうか?経営者の単なる信条でしょうか。社会に向けたポーズでしょうか。
理念とは簡単に言えば、「究極目的」です。つまり企業理念とは「何のためにわが社は存在しているのか。何のためにわが社は事業を行っているのか」という問いかけに対する答えです。
本来、日常業務のすべては企業理念を実現するために行われているはずです。しかしもし、企業理念がなかったとしたら、あるいは不完全な企業理念しかなかったとしたら、目的のない航海のように、事業はただ回り続けるだけの意味のない活動になってしまいます。
企業理念を確立すれば、目指すべき方向がはっきりとし、あらゆる業務の判断基準が明確になります。社員のベクトルが一致し、新技術、新商品、新サービスの開発に対する意欲が湧きます。社員一人ひとりが自立し、特長ある企業体質が構築されます。
「もっと大胆な戦略がないか」「もっと面白い商材はないか」と右往左往する前に、しっかりとした企業理念を確立されることをお勧めします。
企業理念確立は、専門家によるアドバイスを基に、じっくりと時間をかけて行うことが望まれます。
未来対応型問題解決学とは
未来対応型問題解決学とは、過去に起きてしまった失敗や不具合を問題にするのではなく、望ましい未来の実現を妨げる要因を問題と定義する、大和信春氏によって考案された新しい問題解決学です。
以下の8つの精緻なプロセスを経て、真の問題点を発見し、その解決策を打ち出すことができます。
1.理念設定
↓
2.案件設定
↓
3.現状把握
↓
4.未来予測
↓
5.要所解明
↓
6.方針設定
↓
7.方策立案
↓
8.計画策定
混沌とした状況の整理や、人生の節目における指針の確立、会社や部署の方向性の確認、年度計画の策定などに応用できます。
「和道」「和道経営」とは
現代は競争社会と言われています。
生きていくためには、繁栄するためには、勝たなければならない、と言われます。「勝てば官軍」とも言われます。このような社会を「覇道社会」と言います。
私たちは確かに覇道社会に生きていますが、多くの人々は、こうした生き方に疑問を持っているのではないでしょうか。誰も傷つけず、みんながニコニコできる社会を望んでいる人も多いのではないでしょうか。
その答えが「和道」です。
「和道」は大和信春氏によって提唱されました。
「和道」とはあえて一言で言うならば、「互いに役立ち合い活かし合う生き方」のことです。これは私たち個人の生活にも、会社経営にも、また、政治のあり方にも適用できるものです。
ではどうすれば和の世界が築けるのでしょうか。
和とは単なる「仲のよい状態」のことではありません。公益を優先して個人を犠牲にすることでもありません。和とは、「自立した個人個人の集合体によって成立する互いに役立ち合う状態」のことを言います。
ですから、まず私たち一人ひとりが「自立」しなければなりません。
個々人が志を持ち、自立した人格になることで、やがて和の世界が築けると考えます。
当研究所では、この「和道」をベースにしてさまざまな支援を行います。
掃除道とは
イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏は、掃除を通して個々人の人格を磨き、職場や学校、家庭の風土を改革して、よりよい社会を築いていくことを提唱しています。
私も当初、掃除をやって何が変わるのか、と思っていました。
しかし、実際に自分で掃除に取り組んでみて、まさにこれは人間改革の決め手になる活動だと実感しました。
汚物にまみれた便器にあえて手を突っ込み、ピカピカになるまで磨いていくと、まるで自分の心まで磨かれるような爽快感を味わうことができます。
それまでのよこしまな囚われから開放され、素直になることができます。
そしてまた、「ひとつ拾えばひとつだけきれいになる」の言葉通り、まず自分が行動を起こすことで、世の中を変えていくことができるのだ、ということを実感することができます。
「足元のゴミひとつ拾えぬ人間に、大きな仕事などできない」
この言葉を胸に、私自身も日々掃除道に励んでいます。
私の支援先には、掃除を徹底することをお勧めし、実際に社員の積極性が出てくるなどの効果が出ています。