シフト・アシスト研究所

『企業理念』 大和信春著 [おすすめの本]

「企業理念が大切だ」とはよく言われる言葉ですが、そもそも企業理念とはいったい何なのか、私たちはしっかり理解しているでしょうか。

また、中には、「理念などという高尚なことは儲けてから考えれば良いのであって、まずは儲けることが先だ。」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本書は、企業理念とは一体何か、ということに始まり、なぜ企業理念が必要なのか、企業理念のある会社とない会社では、どのような違いが出てくるのか、企業理念の備えるべき要件とは何か、等を詳しく解説し、さらに、企業理念の実際の完成方法、そのようにして作った企業理念の事例も公開しています。

本書を開いてまず感じるのは、この内容は、他のどの企業理念について書かれた本とも違う、ということです。

活きた企業理念のある会社がなぜ繁栄し、ない会社がなぜ没落するのか、そして、いたずらな規模拡大や目先の利益の追求がいかに危険か、ということを明確に理解、納得することができます。

そこからは、「志のある人生がいかに魅力的で、志のない人生がいかに虚しいか」、という人間の生き方の英知も読み取ることができます。

企業経営者だけでなく、志を求める多くの方々に読んでいただきたい書です。

「和道経営」のサブテキストとしても必読です。

『企業理念』 大和信春著
 博進堂刊 2,000円


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プロフィール

小早 祥一郎

シフト・アシスト研究所

所長

小早 祥一郎

1968年、神戸生まれ。
 小中学校の3年間をインドネシアで過ごす。日本の「常識」が必ずしも世界の常識ではないことを学び、常に本質を問い求める性格が形作られる。
 1991年早稲田大学第一文学部卒業後、日産自動車(株)に入社。人事部門で、労務管理や社員教育、福利厚生などを担当。企業年金制度改革プロジェクトのリーダーとして、大幅な債務削減に成功する。環境問題対策部署においては、自動車メーカー初となる全国ディーラー網への環境マネジメントシステムの導入を一人で担当し、社内の環境意識の高まりのキッカケを作る。
 一方、独学で英語をマスターし、英検1級を取得。海外の自動車ディーラーに廃車適正処理を行うよう、呼びかけるなど、業務にも大いに活かす。
 2003年、最年少課長への昇進を目前にして日産を退社。「より人間らしい生き方」を求めての旅の途中で師に出会い、「志ある生き方」の薫陶を受ける。
 その後2年間、師の下で問題解決学、情報統合技術、和道、脳力開発、リーダーシップ、経営管理などを学び、世界に数人しかいない問題解決インストラクターの資格を取得。
 2005年、「志ある人材の輩出」を目的にシフト・アシスト研究所を設立し、各地で研修や個別相談を行っている。

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