シフト・アシスト研究所

『和の実学』 大和信春著 [おすすめの本]

「この世は競争だ」とよく言います。

「ライバルに勝たなければ生き残れない」とも言います。

しかし、それが現実だから仕方がない、と思いつつも、心の奥底では、他人と争わず、競わず、「和」して生きてゆきたい、そう思っている人も多いのではないでしょうか。

そのような生き方は夢物語でしょうか?

そのような「和道」の生き方が十分に可能であると、本書は説きます。

それどころか、長期間繁栄し、人々の尊敬を受けている人や企業は、実はみな和道的な生き方、和道経営をしているのだと言います。

覇道的な生き方こそが、好き嫌いは別にしても、成功や生き残りのための唯一の道だと信じてきた私たちにとって、これはまさにパラダイム転換です。

和道のカギは、「喜びの循環」と「苦しみの循環」です。

つまり、人を喜ばせることをすれば、回りまわっていつか必ず喜びが返ってくる。

逆に、人を苦しめれば、直接的であるか否かは別にして、いつか必ず苦しめられる、ということです。

これまでにも、似たようなエッセンスを説いた本はありましたが、この『和の実学』のすごいところは、その原理を極めて明解に理論化したことです。

べき論や根性論、理想論ではないのです。

多くの方は、本書を読むと大きなショックを受けるでしょう。

目からウロコが落ち、考え方を揺さぶられるはずです。

企業経営者や地域リーダー、学校の先生などにぜひお読み頂きたい一冊です。

「和道経営」のテキストとして、必読書です。

『和の実学』 大和信春著
 博進堂刊 1,680円


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プロフィール

小早 祥一郎

シフト・アシスト研究所

所長

小早 祥一郎

1968年、神戸生まれ。
 小中学校の3年間をインドネシアで過ごす。日本の「常識」が必ずしも世界の常識ではないことを学び、常に本質を問い求める性格が形作られる。
 1991年早稲田大学第一文学部卒業後、日産自動車(株)に入社。人事部門で、労務管理や社員教育、福利厚生などを担当。企業年金制度改革プロジェクトのリーダーとして、大幅な債務削減に成功する。環境問題対策部署においては、自動車メーカー初となる全国ディーラー網への環境マネジメントシステムの導入を一人で担当し、社内の環境意識の高まりのキッカケを作る。
 一方、独学で英語をマスターし、英検1級を取得。海外の自動車ディーラーに廃車適正処理を行うよう、呼びかけるなど、業務にも大いに活かす。
 2003年、最年少課長への昇進を目前にして日産を退社。「より人間らしい生き方」を求めての旅の途中で師に出会い、「志ある生き方」の薫陶を受ける。
 その後2年間、師の下で問題解決学、情報統合技術、和道、脳力開発、リーダーシップ、経営管理などを学び、世界に数人しかいない問題解決インストラクターの資格を取得。
 2005年、「志ある人材の輩出」を目的にシフト・アシスト研究所を設立し、各地で研修や個別相談を行っている。

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